就活インタビュー

立命館からトヨタ自動車に内定をもらえた理由・コツ 選考方法は?【理系生必読です】

立命館大学の就活生に届ける”りつらぼ。主催”の「就活インタビュー」特集!

今回は、トヨタ自動車に内定された 理工学部 電子情報工学科 4回生 T.Kさんインタビューをさせていただきました!

※今回の記事では、立命館大学の理系 学校推薦を活用された選考ルートに基づいてお話を伺ってきました。

トヨタ自動車に、一般ルートでの就職をお考えの方にも参考になることが書かれていると思いますが、基本的には、学校推薦での就職を考えている方向けの記事になっています。

インタビュイーの基本情報

名前:T.Kさん
学部:理工学部 電子情報工学科 4回生 (2018年1月現在)
決定先:トヨタ自動車(株)

よろしくおねがいします!

お願いします!

なぜトヨタ自動車に行ったのか?

まずはじめにトヨタ自動車(以下 : トヨタ)に志望した理由を教えてもらえますか?

僕がトヨタを志望した理由は2つあって、

1つは昔から車が好きだったこと。

もう1つは、会社・社員さんの考え方(社風など)が自分に合っていると思ったことです。

1つ目に関しては、野球のクラブチームの送迎など、小さい頃からクルマでの移動が頻繁で、クルマに触れる機会が多かったので自然に好きになりました。

今でもドライブしたり、クルマのセキュリティの研究に携わったり、車と関わる時間はそれなりに多いです。

2つ目に関しては、トヨタの「わからないことや課題に対して、徹底的に追い求める姿勢」や「現地現物」という考え方がすごく自分自身とリンクしていたことが大きいですね。


それに加えて、「将来の車がどうなるのか?」というビジョンの部分でも自分が考えていた未来像と重なっていたこともあって、トヨタに行きたいと思うようになりました。

そうなんですね!ちなみに、「現地現物」ってどんな考え方なんですか?

「現地現物」は実際に現地に足を運び、現物をみて、触れることで、事実に即して物事を客観的に見ようという姿勢です。

簡単に言うと、数字やデータだけでなく、自分で実際に使ってみたり、確かめることを大切にしている姿勢です。

そうなんですね。(ググってみたら、トヨタの品質管理の手法として用いられてるそうですね。)

その他にも、立命館大学内で行われた説明会で社員さんの話を聞いて、トヨタの考え方や価値観に共感したことが多くて、トヨタを志望しました。

そうだったんですね。では、これからトヨタの選考について具体的に聞かせてもらいますね。

トヨタ自動車 学校推薦の選考ルート

学校推薦事前面談→会社見学会→ES, SPIの提出→最終面接

※学校推薦面談の前に、企業説明会への参加、個人的にOB/OG訪問をされていますので、推薦をもらうまでの話についてもお話していただきました。

学校推薦事前面談が第一の山場

まずはじめに、選考過程で重要なところを教えていただいても良いですか?

選考で第一の山場となるのは、学校推薦事前面談ですね。

もちろんESや最終面接などもすごく大事なのですが、学校推薦取得後は最終面接に向けてESや面接のブラッシュアップを行う機会が多いので、まず事前面談を自力で通ることができるかが重要かと思います。

そうなんですね。それでは、もう少し詳しく聞かせてもらいたいです!

面談に向けて、企業説明会でやっておくべきこと

面談前に、個人的にOB/OG訪問をされていたり、大学内での企業説明会に参加されたそうですが、企業説明会について詳しく教えてもらえますか?

企業説明会は、トヨタだけでもBKCで数回行われているものに参加しました。

確か5回くらい開催されてたと思うんですけど、ほぼ全てに参加しました。

やっぱり企業説明会に参加することは大事になってきますか?

そうですね。僕はそう思います。

そうなんですね。

社員さんに直接話を聞けるので、トヨタの考え方や価値観などを詳しく聞くことができます。

踏み込んだ質問などにも答えてもらえるので、自分と会社の相性が本当に合っているのか?ということを知ることができるのは良い点だと思います。

また、ESに不安がある、自分のESを見てもらってアピールしたいという人は企業説明会など学内イベントの段階で、ESを見てもらってフィールドバックを貰っていました。

そうなんですね!

企業説明会では、会社との相性を知る上でも、自分の理解を深める上でも大事になってくると思います。

なので、ここで聞きたいことは積極的に質問することはすごく大事だと思います。

学校推薦を取得する方法

企業説明会やOBOG訪問を経て、学校推薦事前面談を行うとのことですが、学校推薦について簡単に説明してもらえますか?

学校推薦は、提出書類を基に面接を行い、合否が決められます。

提出書類は、年度によってことなりますが、履歴書・推薦申込書・成績証明書で、面接ではこれらの書類に書いた「学生時代に力を入れたこと」「チームを巻き込んで成果を出したエピソード」「志望動機」「研究内容」の中からいくつか聞かれました。

※書類の一部はキャリアセンターでもらえます。

面接は、トヨタの社員さんと行います。

そうなんですね!

学校推薦をもらうために、意識されたことがあれば、書類と面接に分けて教えてもらえますか?

まずは書類の話からお願いできればと思います。

書類で大事なことは、主に3つかなと思います。

①各項目について実体験を基に書くこと(経験したことはないけどこう思ってますでは説得力に欠けますよね)

②アピールするときに成果だけじゃなくて、そこに至るまでの自身の考えを書き、人となりを伝えること(会社が知りたいのは様々な局面で会社をいい方向へ導いてくれるような考え方を持っているかだと思うので。これは後の面接の部分でも出てくるように、なぜなぜを繰り返し根本的な自身の考えを引き出して考えます)

③文章に書く内容の論理性(論理性がないと伝わりません。また技術者としても論理性は大事です。)

大事なポイント

・各項目は実体験を基に書く
・アピールする時は成果だけじゃなく、そこに至るまでの自身の考えを書き、人となりを伝える
・内容が論理的であるかどうかは大事

では、次に面接について聞かせてください。

面接はどのように進められるのですか?

面接は主に、書類に書かれたことについての深掘りでした。

そうなんですね。面接で意識したことなどはあれば教えていただきたいです。

面接で意識していたことというか、大事だと思うことは「なぜの深掘り」ですね。

書類に書いたことに対して、「自分はなぜこの行動をとったのか?」ということを5回ほど深掘りしていました。

一つ一つの行動に対して「なぜ」と深掘りすることで、根本にある価値観であったり、その人の原動力が見えてきます。

面接でも行動に対して「なんでその行動を取ったの?」と聞かれるので、「なぜの深掘り」はとても大事だと思います。

書類を書く時点で既に「なぜなぜ」の問いを繰り返して考えていましたが、書類では全てを書ききれる訳ではないく、面接で掘り下げられる部分もあるのでここはしっかり準備しました。

「なぜ」の問いはすごく大事ですよね。トヨタだけに限らず、どこの企業にも言える話だと思います。

そうですね。なぜの深掘りをすることで、問題の根本にある脆弱性を見出すことができると思うので、仕事をする上でも「なぜの深掘り」は大事だと思います。

その他に大事なことはありますか?

あとは、自分の想いを伝えることも大事だと思います。

なぜトヨタに入りたいのか。

トヨタでどんなことを成し遂げたいのか。

これらを伝えることが大事だと思います。

そうなんですね。ちなみに、面接に向けて練習はされましたか?

面接の練習は結構しましたよ。

同じ研究室の人と練習をしたり、キャリアセンターに行ったり、親に手伝ってもらったりもしていました。

親も勤務している会社の1次面接などを担当しているので、練習させてもらってましたね。

練習は結構されてたんですね。

そうですね。せっかく伝えたいことがあったとしても、それを面接官にきちんと伝えられないと凄くもったいないので、面接の練習はした方が良いと思います。

ありがとうございます。

大事なポイント

・一つ一つの行動に対して「なぜの深掘り」をする
・面接の練習はできるだけしておく

会社見学会に行く前に知っておきたいこと

学校推薦を無事取得された後は、会社見学会があるそうですね。

はい、僕は本社まで行かせてもらいました。

ここは選考過程において大事になってきますか?

選考内容には入らないと思いますが、大事なポイントだとは思います。

実際に会社に行くことで、得られる情報の質が高まりますし、ここで得た情報を後のESの内容に盛り込むことにもなるので、大事になってくると思います。

自分の考えなどを確認する場としても大事だと思います。

なのでもし、この段階でトヨタの志望動機がイマイチまとまらないという人がいても、この機会で自分の想いを確かめることができると思います。

実際に現場に足を運ぶことで、自分の考えていることと現実のギャップを知れるので良さそうですね。

現場に行くことで色んなことが知れますし、なにより楽しかったことを覚えています。

ESで他の学生と差別化する方法

企業説明会が終わると、次はESとSPIの提出が必要になってくるのですね。

トヨタほどの会社だと、全国から優秀な学生がゴロゴロと応募されると思うんですけど、その中でも選考を通過された秘訣などがあれば教えていただきたいです。

そうですね。学校推薦をもらった人同士でお互いにブラッシュアップをしたり、社員さんにサポートしてもらう機会を作って頂いたりしたことが大きかったと思います。

そうなんですね。そんな中でT.Kさん自身がESで大事だと思っていることなどがあれば教えてもらえますか。

トヨタに限らず有名企業の選考では、部活で大学リーグに優勝したり、学業で優秀な成績をおさめた学生がたくさんいます。

ですが、僕が大事だと思っているのは、学生時代に出した成果よりも、そこに至るまでのプロセスだと思っています。

会社側は、学生が入社後に様々な局面でどのように考え、会社に貢献してくれるかということを知りたいと思っています。

もちろん、成果も大事ですけど、大会で優勝したとかよりも、そこに至るまでの過程やプロセス、その時の考えの方が大事だと思っています。

結果も大事だけど、プロセスのほうが大事だと。

では、全国大会優勝などの華やかな成果を持っていない人はどのようにアピールしたら良いのですか?

誰しもが人生の中で、少しでも周りの人や環境を変えたり、強みが発揮できた経験があると思っています。(趣味とかでもアピールできることがあるなら全然いいと思います。)

そういった経験を伝えることでも僕は良いと思います。

もちろん、ただ単に伝えるのではなくて、その過程でどんな考え方を持っていたのか。どれくらい行動したのか。などなど、自分のアピールポイントをきちんと伝えることが大切だと思いますが。

なので、華やかな経験がなかったとしても、自分の経験から、自分の強みを細かく把握して書くことが自然と他の人達との差別化に繋がると思います。

ESで大事なこと

・結果も大事だけど、プロセスも大事
・華やかな結果がなくてもプロセスで差別化はできる

SPI対策について

次にSPIについて聞かせてもらえますか。

どれくらい勉強されたのかなどなど。

SPIでは、どれくらいの点数を取れば良いのかわからなかったので、実践重視で対策していました。

と言いますと?

SPI(テストセンターの場合)は受験企業を問わず、自分が一番最後に受けた点数を反映できるので、自分が納得できる点数を出すまで勉強していました。

なるほど。実際にSPIを受けてみて、自分が納得できなかったら、もう一度受けるということですね。

SPIについての学び

SPIを選考に導入している会社もあるので、他企業の選考で経験しておくことも大事。

最終面接で気をつけるべきこと

SPIを通過したら、最終面接ということですね。

はい、そうです。

どんな形式でしたか?

学生1名に対して2名の面接官で行いました。

どんなことを聞かれましたか?

面接は2パターンが主な流れだと、他の推薦者からの話も聞いて分かりました。

1つは、ESについてゴリゴリ深掘りされるパターン。


もう1つは、会話ベースでイレギュラーな質問が飛び交うパターン。
(例年このパターンで、次の選考でもこのパターンで行われるとは保証できませんが)

僕は後者でして、ESについても聞かれるんですけど、想定外の質問をされました。

そうなんですね。どうやって乗り越えられたのですか?

正直、全ての質問に対しては対策できません。

ただ、ESを含めて、過去の自分の行動に対して「なぜの深掘り」をしていたので、イレギュラーな質問にもなんとか対応できたと思ってます。

やはり自分の行動に対する「なぜの深掘り」は大切なのですね。

そうですね。もちろん、面接についても、学校推薦をもらった人同士で対策はするのですが、イレギュラーな質問まで全てを網羅することはできないと思います。
最終面接で大事なこと

・面接の練習はしっかりしておく
・主張したいことや自分の行動に「なぜの深掘り」を徹底的にする

ありがとうございます!

それでは、インタビューはここまでとさせてもらいます。

最後にこれから就活をされる大学生にメッセージがあればお願いします!

就活生へのメッセージ

あるとすれば、2つだけです。

1.早めに動きましょう。


対策などの含めて、やっぱり
早めに動き出すことは大事だと思います。OBOG訪問含めて、早めに動き出すことは大事だと思います。

遅くに始めて、間に合わないという事態になればもったいないですので。

2.(理系の)学部生は、技術のアピールはできなくても、悔いのないように自分の想いや強みをアピールしましょう。


学部生は、院生に比べると技術的なアピールには劣るかも知れません。ただ、その中でも自分が伝えたいことや熱意などはしっかり伝えられるように準備しておきましょう。

伝えたいことも伝わらなかったら損だと思います。

論理性も大事だという前提で、自分の想いや会社への気持ちもしっかりと伝えましょう。

編集後記

今回は、りつらぼ。初となる、学校推薦から内定された方へのインタビューでした。

学校推薦は一般ルートと選考過程が異なりますが、一般ルートでトヨタを受けようと思っている人にもヒントになった部分があったのではないでしょうか?

話を伺っている中で、印象に残っているのは、T.Kさんの選考に対する徹底した姿勢でした。

「ここまでやったら、そら受かるでしょ。」

というくらいの徹底した自己分析や、SPI対策。などなど。

就活生は自分の基準を上げるという意味でもT.Kさんと一度話をしてほしいなと思いました。

4月から研修が始まるということですが、今後のT.Kさんの活躍を祈っています!

これからも頑張って下さい!